せっかくキレイにしたヘッドライトが、
数ヶ月後にはまた黄ばんで見える。
そんな経験はありませんか?

「えっ、また黄ばんでるよ…」
黄ばんだヘッドライトは、見た目が
古びて見えるだけでなく、
夜の視界が悪くなって安全性にも影響します。
だからこそ大切なのは、
「キレイにしたあとどう守るか」。
このページでは、黄ばみを取った後の
レンズの保護について
✅ 簡単にできてコスパの高い
「コーティング剤」
✅ 耐久性抜群のプロ仕様
「ウレタンクリア」
✅ 傷も紫外線も防ぐ最強の
「PPF(プロテクションフィルム)」
この3つの特徴と施工方法を、
わかりやすくご紹介します。

黄ばみを落とした後に施工する保護法なので、レンズが黄ばんでいる方は、まず黄ばみをキレイに無くしておきましょう。

「また黄ばませたくない」
「一度で済ませたい」
「長く保ちたい」
そんなあなたの気持ちに応える内容です。
後悔しないための予防策、
今日からはじめてみませんか?
コーティング剤を塗る。

カー用品店やネットで手軽に入手できる
コーティング剤で
手軽に塗れる液体タイプの保護剤です。
黄ばみを落とした後に塗るだけで、
ヘッドライトの表面にうすい膜をつくって
紫外線や汚れを防ぎます。
溶剤や研磨剤で黄ばみを落としたレンズや
耐水ペーパーで研磨後、専用スチームで
キレイにしたレンズに施工することが多いです。
長期保護には向いていませんが
手軽に施工ができるのが特徴です。
コーティング剤のメリット・デメリット
施工性 | ★★★★★ | 塗って乾かすだけの超カンタン施工。 |
---|---|---|
耐久性 | ★★ | もって数ヶ月かな?環境で大きく差が出る。(青空駐車など) |
コスト | ★★ | DIY:約1,000円〜3,000円 プロ:約3,000円〜8,000円(片側) |
【メリット】
✅低コストで施工できる。
(1,000~3,000円程度で購入可能)
✅短時間で施工できる。
(15~30分程度)
✅施工後すぐに効果を感じられる。
(ツヤ・撥水性アップ)
✅ヘッドライト以外にも応用可能。
(テールランプ、フォグランプなど)
【デメリット】
❌ 耐久性が短い。
(数か月〜半年程度で再施工が必要)
❌ 紫外線カット効果が弱い製品もある。
❌ 塗布ムラが出やすく、厚い保護層は作れない。
コーティング剤のDIY施工手順
手順 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
① 洗う。 | ヘッドライトについた汚れや溶剤をキレイに洗い流す。 | ゴミや溶剤残りがあると仕上がりに影響する! |
② 脱脂する。 | シリコンオフなどで残った油分を無くす。 | 油分が残っているとコーティング剤がはじくことがある! |
③ コーティング剤を塗る。 | コーティング剤の膜がレンズを守ってくれる。 | ムラにならないよう均一に! |
④ 乾燥させる。 | 乾燥によりコーティング剤を硬化させる。 | 硬化しないままで雨や走行は×。 |

商品によって施工方法、乾燥時間など違いがあるので取り扱い説明書をしっかり読んでおきましょう。
ウレタンクリアを吹き付ける。

ウレタンクリアは、強度が自慢のクリアです。
このウレタンクリアでヘッドライトを
ピカピカにすれば
「ヘッドライト、新品と交換したの?」
と聞かれちゃうかも!
薄っすら黄ばんできたヘッドライトも
クラックが入り始めたヘッドライトも
幅広い症状に対応できます。
これを研磨したヘッドライトにふきつけて、
ガッチリした膜をつくり、ツヤツヤを
保護します。

次の手順は耐水ペーパーで黄ばみを落とした後の足付け(白くなっている状態)が完了している状態が前提です。
ウレタンクリアのメリット・デメリット
施工性 | ★★ | ムラや液だれする可能性あり。失敗したくない人はプロに任せた方が無難。 |
---|---|---|
耐久性 | ★★★★ | 数年とも言われますが、常に太陽下にあれば1年持たないことも。 |
コスト | ★★★★ | DIY:約2,000円〜5,000円 プロ:約10,000円〜20,000円(片側) |
【メリット】
✅ 厚い保護層を作れるため、耐久性が高い。
(2〜5年)
✅ 紫外線や雨風に強く、黄ばみ防止効果が高い。
✅ 光沢感が強く、新品のような仕上がりになる。
✅ プロ並みの長期保護が可能。
【デメリット】
❌ 施工難易度が高い。
(塗装環境やスキルが必要)
❌ マスキングや下地処理に時間がかかる。
❌ DIY失敗時にムラやタレが残ると修正が大変。
❌ 塗装用具や安全対策が必須。
(換気・防毒マスク)
ウレタンクリアのDIY施工手順
手順 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
① 洗う。 | ヘッドライトについた研磨カスをキレイに洗い流す。 | ゴミや溶剤残りがあると仕上がりに影響する! |
②レンズまわりを養生する。 | マスキングテープ、マスカーなどでレンズ以外ににクリアがつかないようにする。 | 隙間なく少し大げさなくらい広く養生するのがポイント! |
② 脱脂する。 | シリコンオフなどで残った 油分を無くす。 | 油分が残っているとクリアがはじくことがある! |
③ ウレタンクリアを吹く。 | 数回に分けレンズを透明に 近づける。 | 一度に塗りすぎない! |
④ 乾燥させる。 | 乾燥によりウレタンクリアを硬化させる。 | 硬化しないままで雨や走行は×。 |

施工する前の養生等の下準備が大変ですが、仕上がりは新品同様なくらいピカピカになります。
これで耐久性も◎なのが最高です。
PPF(プロテクションフィルム)を貼る。

透明のヘッドライトに強度のある透明フィルムを
貼って紫外線やキズ、飛び石からも守る方法です。
ウレタンクリアやコーティング剤で
キレイにしたレンズ、
そもそもまだ劣化していないレンズに
施工します。

透明のフィルムは、
見た目は変わりませんが
スモークフィルムを貼って、
イメージを変えることも可能です。
PPFのメリット・デメリット
施工性 | ★★★ | 貼るにはコツがいるが、劣化してきたら貼りかえればいいだけなのは良き。 |
---|---|---|
耐久性 | ★★★★★ | フィルム自体の寿命が約3~5年と言われているが、これも環境で左右される。 |
コスト | ★★★★ | DIY:約5,000円〜10,000円 プロ:約20,000円〜40,000円(両側) |
【メリット】
✅ 紫外線・飛び石・小キズから強力に守れる。
✅ 耐久性が非常に高い(3〜7年)。
✅ フィルム自体に自己修復機能がある製品もある。
✅ 透明度が高く、見た目に違和感が少ない。
【デメリット】
❌ 材料費・施工費が高い。
(DIYでも数千円〜、プロ施工だと数万円)
❌ 曲面の多いヘッドライトは貼るのが難しい。
❌ フィルム端からの剥がれや気泡が入る可能性あり。
❌ レンズが劣化してる場合は、
先に修復が必要。
PPFのDIY施工手順
手順 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
① 洗う。 | ヘッドライトについた汚れや溶剤をキレイに洗い流す。 | ゴミや溶剤残りがあると仕上がりに影響する! |
② 施工液を吹きかける。 | PPF、ヘッドライトに これでもか!ってくらい たっぷり吹きかける。 | PPFの接着面は中空にある時間を短く! |
③ PPFを貼る。 | シワをなくしながらスキージーしていく。 | 施工液を切らさずフィルムを引っ張りながら! |
④ 水分を取りながら 最終チェック。 | 浮き、シワがないか 要チェック。 | 浮き、シワがある場合は貼りなおす!納得いくまで! |

PPFのメリットは
フィルムの寿命がきたら
貼りかえればいいだけ。
施工性もコスパも◎ですね!
黄ばみから守る保護対策まとめ
ヘッドライトをきれいにしたら、できるだけ長く
ピカピカのままでいてほしいですよね。
でも、放っておくとまたすぐに黄ばんでしまう
こともあります。
だから「黄ばみから守るための保護対策」が
大切なんです。
ここでは、代表的な3つの方法をわかりやすく
まとめました!
保護方法 | 特徴 | 効果 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
コーティング剤 | ぬるだけでOK。お手軽だけど効果は短め。 | ★★★☆☆ | 自分でやってみたい人 |
ウレタンクリア | プロ用のスプレーでガッチリ守る。 | ★★★★☆ | 長く持たせたい人、DIY好きな人 |
PPF(フィルム) | 貼るだけで強力にガード。とても長持ち。 | ★★★★★ | とにかくしっかり守りたい人 |
それぞれに良いところがあるので、
自分の目的や予算に合わせて選んでみましょう。
はちゃねー!